バイアグラの処方について

薬((イメージ)

アメリカに本社を構えるファイザー製薬によりEDに効果のある医薬品として世界で初めて製品化されたバイアグラ。ここではバイアグラの特徴や用法などについて紹介します。

バイアグラとは

バイアグラ錠は1998年5月、米国ファイザー社より発売されました。現在世界の100カ国以上で発売されている実績が示すようにバイアグラは世界で証明された安全性の高い優れたED治療薬です。日本でも米国で承認された翌年1999年3月発売となり、計120万人以上に使用されています。ED治療薬といえばバイアグラというほど有名な薬でしょう。

バイアグラの特徴

色は青色、形はひし形をした錠剤です。効果は服用後1時間程度から、性的刺激を与えることで発現します。効果は最大4~5時間程度まで持続します。有効成分はシルデナフィルです。

用量および用法

バイアグラの用法・容量は成人であれば、1日1錠(25㎎~50㎎)を性行為する1時間前に水、清涼飲料水、お酒またはぬるま湯で服用します。食後に飲むと効果の発現まで時間がかかる場合があるので、空腹時に飲みましょう。なお、1回服用したら24時間以上開けてから服用してください。1回に必要な容量は、個人差があるので、必ず医師の診察を受けて処方してもらいましょう。

バイアグラの副作用

バイアグラの効果があらわれると同時に多くの人が「顔のほてり」を感じます。バイアグラには血管拡張作用があるためです。ほてりがあらわれると効果が発現した証拠になります。その他副作用に「頭痛」、「動悸」、「不快感」、「鼻炎」、光過敏になり色が変化して見えたりする「視覚異常」などがあります。こういった副作用は4~6時間程度で症状が治まるようであれば気にする必要はありません。どうしても気になる症状がでる時、または、ほかの副作用や異常を感じた時は服用を中止し、医師に必ず相談してください。服用後4時間を超えても勃起が続く場合は、勃起機能に危険が及ぶ可能性があるので、すぐに医療機関で診察を受けましょう。

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バイアグラ服用後に発作が起きた場合

これまで、狭心症と診断されたことがない人でも、性行為中に発作を起こす可能性があります。バイアグラ服用後に狭心症が起きた場合は、安静にし、直ちに医療機関で診察を受けてください。その際はバイアグラを服用したことや服用した時間を医師に伝えてください。本人が伝えられないケースもあるので、家族、パートナーの方々から医師に服用が伝わるようにしましょう。