子育て復帰後の仕事として、学生を相手にした学生寮や学生マンションの管理人として働きたいと思ったなら、ぜひこちらの記事をご一読してみてください。
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寮の管理人とは?
学生寮・学生会館の管理人(寮母、寮父あるいは寮長)は、寮の維持管理を行う仕事です。基本的には住み込みで働きますが、夫婦そろって住み込みで働くことも珍しくありません。また、病院のように、交代制でスタッフを入れ替える寮もあります。
寮の管理人は、いわゆる断続的労働であり、呼び出しに応じて臨機応変に対応するお仕事です。休みの日があっても、あまり外出はできません。また、人生経験を駆使して寮生の悩み相談やトラブル解決を行う必要も出てくるので、若い方よりも年配の既婚者が対応することが多く、子育てが一段落した主婦・主夫の方や、夫婦揃っての就職になるのが一般的です。
管理人に必要な能力
管理人は、寮生の健康管理をして、寮内のルールを守らせ、安全に過ごせるように環境を整える仕事です。そのため、寮の管理人には、以下の能力が求められます。
- 寮生を管理する能力
- 施設管理(ボイラーや電気等)を維持管理する能力
- 近隣と上手く付き合う能力
- 父母と上手に付き合う能力
寮の管理人の一日
まずは、朝食を作るために、朝早くから調理を行います。寮によっては、調理をスタッフさんにおまかせすることもあるようです。
朝の食事が終わったら、全員がきちんと登校・出勤しているかどうかを確認します。特に、高校生や社会人など、ある程度外出する時間が決まっている方が住む寮では、寝坊している人がいないか、気分が悪そうな人はいないかチェックします。もし、体調不良者がいれば、病院まで連れて行くことも管理人のお仕事です。
昼には教養スペースの清掃、買い出し、郵便物・宅配物の受け取りなどを行いつつ、休憩タイムです。夕方が近づくと、夕飯作りをして、全員が揃っているか確認をします。また、住人同士のトラブルを解決したり、万が一の災害時に避難誘導を行って寮生の安全を守ることも、管理人のお仕事です。
夫婦揃って働けることが多く、子育てが一段落した後に、夫婦の時間を多く取りたいという方に向いています。
ただし、寮の管理人は入れ替わりが激しいわけではないため、求人も少なめです。
学生寮・学生会館で働くことを検討する場合には、募集が出ていないかチェックしたり、新築の学生マンション予定にも目を通しておくことが大切です。