復帰のタイミングは?

育児休暇からの復帰

出産をして一定期間が経つと社会復帰をするものです。
人によっては育児休暇を申請しているのでその職場に復職すれば良いだけの人もいますが、中には雇用条件や福利厚生の面で希望が一致せずに妊娠や出産を機に退職しており新たに就職活動を行わなければならないということもあります。

スムーズな職場復帰をするためには妊娠前から情報収集をしておき、自分や家族の希望にあった復帰ができるのかを確認しておく必要があります。

出産後、育児と家庭とを両立したい場合には、出産後子供が何歳になるタイミングで復職するかが大きな問題となります。
そして、育児と仕事とを両立するために職場選びで何を重視して選ぶかということも確認しておく必要があります。

これらのことは、自分の考えだけでなく先輩ママの職場復帰の様子を聞いて参考にすることがオススメです。

職場復帰のタイミング

2013年6月の調査によると、ママ薬剤師の復職のタイミングは半数以上が子供が0歳から2歳の間とされています。
薬剤師資格を取得しておくことでライフスタイルの変化があっても復職しやすいです。
0歳から2歳の間の一番育児に手がかかる状態のころでも復職する方は51.9パーセントもいらっしゃいます。

次に多いのは幼稚園or保育園の間で20.7パーセントです。
そして小学校低学年では12.6パーセントという数になります

大多数の人が生まれてから幼稚園や保育園の期間には復職をしています。
子供が就学前から復帰をするために転職活動をする場合、多くの人が保育園の心配をします。

保育園に余裕のある地域であれば、保育園に入園してから就職活動をすることも可能ですが、激戦区ではそういうわけではありません。

多くの人が仕事をする前に保育園を見つけておかないと、就職先が見つかっても預けられないと不安になるものです。
しかし、実際に就職活動を保育園の入所準備を並行した人の多くが『保育園激戦区では仕事が先』『まずは無認可保育園でもいいから預けて仕事をした実績を持って認可保育園に移るのが当然だった』という経験談を漏らします。

《一言ポイント》

多くの人が、4月の新入園の時期に保育園に預けて仕事を始めようと検討するものであり、そのスケジュールに則って就職活動や保育園探しを始めます。

そして、多くの人が希望する雇用条件も重なるものです。
そのため少しでも早いうちから準備をして、地域によっては4月を待たず中途入園での保育園入所や復職といった臨機応変な対応が必要です。

また、薬剤師はパート採用での雇用も多くあります。
社員登用にこだわるとなかなか就職先が見つからなかったり希望条件に合わないこともありますが、パートで就職して上手にシフトを組んで働くという方法もあります。

どうしても正社員として働きたい場合には、働いていく中で転職活動を行ったりパートからの正社員登用を狙うという方法があります。